FXを始めたばかりの人の多くが、
「買えばいいの?売ればいいの?」「今から上がるの?下がるの?」
と迷いながらチャートを見てしまいます。
迷う理由って実は「チャートの見方」を知らないからなんです💦
そして、そのチャートの見方を教えてくれるのが【ダウ理論】です!!
ここでは、ダウ理論について説明していきますね👌
ダウ理論とは?
ダウ理論は、相場の流れ(トレンド)を読み取るための考え方です。
100年以上前にアメリカの「チャールズ・ダウ」という人が提唱した理論で、
今の相場分析(チャート分析)の“元祖”でもあります。
相場は波で出来ている
実は値動きは波のように動いていて、
その波の形で「買いが強いのか」「売りが強いのか」が分かるんです。
相場の値動きって、まっすぐ上がったり下がったりしません。
- 上がっては少し下がり、また上がる。
- 下がっては少し戻し、また下がる。
こういった波を繰り返して「トレンド」が作られます👌
トレンドは3種類!!
相場の“波”には3つの種類があります。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
- レンジ(横ばい)
これを覚えると、今の相場のは
「買いなのか」「売りなのか」「横ばいなのか」が分かるようになってきます。
上昇トレンド
上昇トレンド=「高値」と「安値」が”切り上がっている”状態。
買いの勢力が強いので、ある程度下がった所で買う「押し目買い」が有効です👍
【判断の仕方】
- 高値が前の位置より高い
- 安値も前の位置より高い

チャートで見ると

「高値」と「安値」が切上がっていますよね👍
上昇トレンドはチャートで見るとこんな感じです!!
下降トレンド
下降トレンドトレンド=「高値」と「安値」が”切り下がっている”状態。
売りの勢力が強いので、ある程度上がった所で売る「戻り売り」が有効です👍
【判断の仕方】
- 高値が前の高値より低い
- 安値も前の位置より低い

チャートで見ると

「高値」と「安値」が切下がっていますよね👍
下降トレンドはチャートで見るとこんな感じです!!
レンジ(横ばい)
レンジ=「高値」と「安値」の位置がほとんど変わらず、価格が行ったり来たりしている状態。
「買い」と「売り」の勢力が均衡していて、どちらにも動きにくい相場です。
基本は様子見。ただ、「上限で売る」「下限で買う」トレードはめちゃくちゃ有効ですよ👌

チャートで見ると

「上限で売り」「下限で買い」が入っていますよね!!
レンジをチャートで見るとこんな感じです👍
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する
上記ではトレンドの種類について説明しました。
トレンドはずっと続く訳ではなく、必ず終わりがあります。
どうなったら終わりなのか説明しますね😊
上昇トレンドの終わり
上昇トレンドは「直近の安値」を下に抜けてローソク足が確定したら終了します。
トレンド終了後には「売り」の勢力が強くなるので、買い目線は終了です✖

チャートで見ると

「直近の安値」を抜けた後に下方向に動いていますよね!!
こうなったら「買い」での戦いは終了です👌
下降トレンドの終わり
下降トレンドは「直近の高値」を上に抜けてローソク足が確定したら終了します。
トレンド終了後には「買い」の勢力が強くなるので、売り目線は終了です✖

チャートで見ると

「直近の高値」を抜けた後に上方向に動いていますよね!!
こうなったら「売り」での戦いは終了です👌
レンジの終わり
レンジは「上限」or「下限」をどちらかに抜けてローソク足が確定したら終了します。
終了後は抜けた方向に動きやすいので、その方向のトレンドに乗っていきましょう👍

チャートで見ると

レンジの上限を抜けてから、上方向への勢いが強いですよね!!
ローソク足を見ると分かりますが、抜けたあとは陽線が続いています。
勢いが強くなることが多いので、その波に乗れるとベストです👍
トレンドは「明確な転換シグナル」が出るまでは継続します。
つまりトレンドが継続している内は「そのトレンドに乗っかる」考えでオッケーです👌
- 上昇トレンド=「下がったら買う」
- 下降トレンド=「上がったら売る」
- レンジ=「上限で売る」「下限で買う」
と覚えましょう✨
トレンドとは逆方向にトレードをしてしまうと、
「逆行に巻き込まれてしまう」のでダウ理論はしっかり覚えてくださいね😊


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